「折り」加工というものがあります。
ただ二つに折るだけ、というものではなく、さまざまな折り方があり、それぞれの用途や商品に合わせた折り方を選ぶことができます。
折りの加工を行う場合には例えば地図のような大きなサイズを小さくコンパクトにしたい、持ち運びを楽にしたい、封筒などへ入る大きさにしたいというようなことでインパクトを与える折り方を選ぶこともできるのです。
巻三つ折りは用紙を三等分にしてから、はじの方から巻き込むようにし、三つに分けた部分のその1面を内側へ入れて折ります。
巻三つ折りの場合には、内側に入れる面は紙の厚さによってぴったり同じ大きさにはなりませんので、何ミリか小さく折らなくてはいけません。
非常にコンパクトなサイズになるのでダイレクトメールなどで使われる折り方です。
巻いた状態で開くので印刷面の順番を間違えないようにしなくてはいけません。
外三つ折りは用紙の三面の両側の面を外側に、つまり折った後の形がZ型になる折り方です。
Z型に見えたりN型に見えるのでZ折りやN型折りとも呼ばれていて、代表的な三つ折の折り方です。
蛇腹折りというと知っている方も多いでしょう。
蛇腹折りの一種です。
完成した際に印刷面がちゃんと意図した部分にきているのかしっかり確認しておきましょう。
巻三つ折りと外三つ折りは同じ三つ折でもまったく違う形になります。
外三つ折(Z折り)のページを加える場合、通常、手作業で行う費用が発生しますが、条件が揃えば機械で作る方法もあります。
手作業で行うよりも、当然機械で行った方が、経費も節減できます。
例えば、外三つ折は、イラストの矢印の間に、10mm以上の余裕があると、機械でも製本可能です。デザインを作成する際に、はじめからこのサイズで作成することで、数ミリの変化で、費用が変えることができます。
NS印刷製本では、少し凝った製本が必要な場合も、長年培ったアイデアと工夫をお伝えし、最小の労力(費用)で、最大の効果を生み出すご提案をいたします。
ぜひ、お気軽に、ご相談ください。