紙を綴じる部分を、端から約5mm程度を綴じ代として針金で留める製本方法です。コピー用紙や原稿用紙を製本する際に多く使われる手法です。 文庫本やパンフレットなどの多ページの冊子向いています。
当社では、無線綴じを改良したアジロ綴じも可能です。アジロ綴じは無線のように背をすべて削らず、紙折りの段階で背丁の背にカット・アンカットの切り込みを入れておきます。そこに糊を浸透させ、表紙を接着します。これにより無線綴じの本と比較して、開きが柔軟性に富み、接着力が強くなります。中綴じよりもページ数の多いものに適しており、丈夫な本になります。しかし、本の厚みもあるので中綴じのように完全に開ききることができないため、ノド部分のデザインには注意が必要です。
本の強度重視でアジロにこだわるお客様が多数ですが、紙質、本文の厚さによってはアジロではなく無線綴じにした方が高品質になる事もありますので、ご相談ください。
ホリゾン BQ-500(PUR製本可) | 1ライン |