はじめのうちは、ひとつひとつの作品ができることに喜びを感じていました。また、お客様に喜んでもらえたり、再度注文をいただくときも、うれしいですね。ものによっては、製品が店頭にならぶこともあります。お店で見たときは感動ものです!
最近は、後輩に指導することもあります。とても難しいですが、やりがいも感じます。1から10まで教えるのではなく、自分で考えてもらう。やり方だけを教えてしまうと、ひとつのことしかできなくなり、それが限界になってしまうんです。
自分で考えてもらったり、失敗することで、応用力やプラスアルファが生み出されるものだと思います。
私も、そう教えられてきたので、それがNS印刷製本の強みかなと感じています。
製造業だけど、サービス業であるという意識でしょうか。私自身が、プライベートで、以前ある制作物をある会社に注文したときに、気に入ったものを作るのに、ものすごく苦労しました。それは、発注先の対応が満足いくものではなく、結果的に商品はできあがったのですが、後味が悪いものが残りました。
「今作っている製品がどうやって使われるのか」ということを常に頭で思い描くいておくことが、お客様の満足を高めることにつながることを、身を持って体験しました。
弊社は、大ベテランから若手までいる中で、栗原くんは、私と同世代に近い。 若手の現場リーダーとして、とても助けられています。 これからは、生産管理だけでなく、一緒にNS印刷製本を支えていく仲間として、一緒に盛り上げていってもらいたいです。