製本の加工方法にある「中綴じ」は、製本を行う上でもオーソドックスな綴じ方のひとつです。
中綴じというのは冊子と表紙を一緒に丁合(ちょうあい)して開いた状態で重ね、その中央部分に針金、または糸などによって綴じる方法です。
(丁合というのは製本を行う際に中身をページの順番どおりにそろえて1冊の本にまとめる、という作業をいいます)
中綴じという方法は背綴じとも呼ばれています。
製本の際に冊子を開きその中央部分を針金で綴じたものは、例えば週刊誌などに多くみられますので目にしたことがある方も多いでしょう。
針金で綴じられる中綴じには週刊誌のように作業時間が短いという雑誌類やパンフレットやカタログのような商業印刷物などのページ数が少なく薄いものに使われます。
また、見開きがいい、というような状況の場合にも多く使われるものです。
糸で綴じる中綴じにはノート、お子さんの使う学習帳、絵本など、やはり見開きの状態がいいというものに多く使われます。
糸で綴じる中綴じには、主に本の強度が必要であるという場合に多く使われる方法です。
●普通(通常)A6~A4
通常のサイズでは、A6から可能です。
●大きい中綴じ(大判B4~A3など)
NS印刷製本では、仕上がりがB4・A3といった大きいサイズの中綴じにも対応しています。
『早くてムダのない作業で、確かな製品を。』
注意点としては、外ページの折りから内ページの折りにしたがって、左右の寸法が小さくなります。紙の厚さやページ数にもよりますが、16ページで1mm程度、96ページで3~4mm程度、誤差が生じます。レイアウトには、十分注意が必要ですので、ご不明点などは、ご相談ください。
・A3サイズ対応
・8~96ページに対応
・変形サイズにも対応
・3ライン日産18万部!
・穴あけ・綴じ後の2つ折りまでインラインで行います
各種自動検知機により、落丁、多丁などの不良をセンサーにて自動チェックします。
・センサー
・CCDカメラ
・乱丁検知機
・ズレ・タレ自動検知機
・針金検査装置
オサコ Tener (A3・2丁製本可) 6駒 | 1ライン |
オサコ(中綴後2つ折可)6駒 | 1ライン |